私は軽度知的障害者であり妻であり母である

26歳になってIQ68の軽度知的障害者であると宣告された私。妻であり、娘の母でもある私が思ったこと、考えたことを綴っていこうと思います。

コメントの返事です

あけましておめでとうございます。

新年から申し訳ないのですが、とある方からコメントをいただいたのですが、お返事が思いの外長くなってしまったので、この記事にて失礼します。



あの様(でいいのでしょうか?)

まずは閲覧とコメントありがとうございます。
ですが、『知的障害者』とひとくくりにしないでいただきたいです。たしかに私はIQが68しかない軽度の知的障害者です。でも、小中高と公立の学校を出ていますし、短大も卒業しています。日常生活において、家事は苦手で時間がかかりますができますし、今のところ子育ても自分たちでできています。
子どもの勉強は高校くらいまでなら見てあげれますし、それ以降は塾などにお任せする事もできます。

知的障害者といわれる人の中には自分で自分のことができず入所施設に入っておられる重度の方から、私のように一般社会で生活している軽度の方もおられます。それらをひとまとめにして、知的障害者は子どもを作るなと言わないでいただきたい。

主人のお給料で生活はしています。余裕はそこまでありませんが。障害者年金が欲しいのは、障害者の権利だからです。お金に余裕があればもっと子どもに使ってあげれられるし、生活にも余裕がもてます。障害者年金をもらえなければ子育ての費用がないわけではありません。

遺伝の問題は私も心配してはいます。今のところ発達には問題ありません。もし、自分が知的障害者であることが結婚前にわかっていたなら、もしかしたら子どもは望まなかったかもしれません。
ですが、私は私の人生が不幸であるとは思ったことがありません。他のひとより苦労はしてきたかもしれません。もし、私の子どもに知的障害があっても私のように育って欲しいと思いますし、それなりに療育などしていくつもりです。

私がこのブログを始めたのは、知的障害者についてまだまだ情報が少なく、同じように知的障害があると診断された方やその親御さんに私がこれまで苦労してきた事や私の考えなどを伝えたかったからです。
軽度の知的障害があっても、普通に学校に通い、短大を卒業して、誰かと恋におち、結婚して、子どもを育てる。そんな普通の生活を努力しだいで送れるということを発信していきたいのです。
あなたのコメントは、もしかしたら健常な方の総意かもしれませんが、健常な方には私達の苦労がわからないと思うので、もうこのブログを見ていただかなくても結構です。



ありがとうございます。

今年も一年よろしくおねがいします!