私は軽度知的障害者であり妻であり母である

26歳になってIQ68の軽度知的障害者であると宣告された私。妻であり、娘の母でもある私が思ったこと、考えたことを綴っていこうと思います。

療育手帳取得までの道のり

療育手帳取得に関してちょっとだけ更新。
今現在進行系の話なので完結してないけど。
そして、あんまり良くない結果です。

高校時代の部活の顧問の先生と連絡が取れたので
軽度知的障害であると診断された事、高校時代何か思いあたる事はなかったかを聞いてみた。
結果は、『おっとりはしていたけどそんな風には見えなかった。』
という答え。
うん、確かに先生の意見は間違いではない。自分でもぼんやりなのはわかってるし。自分自身も検査結果が出るまでは軽度知的障害だなんて思ってもなかった。

高校生時代、頭はあんまり良くなかったけど、友達も多くはなかったけどいたし、そこそこ楽しんで生活していたから。
病院の先生にも言われたけど、私は言葉の発達は普通らしく、話したりするのはできる。でも、動作系はまったくだめ。同時にいろんな作業はできないから、家事とかはだめだめ。
話したりできるから、パット見はわからないらしい。そのせいか、ここまで誰からも発見されることなく成長して大人になってしまった。
幸か不幸か短大も専門学校も卒業して、結婚して子どもができてから発覚してしまった。
やっぱり他の人から見ても、そんなことはわからないよね。

軽度知的障害ってやっぱり偏見もあるのかな?
私も自分がそう診断されるまで詳しくは知らなかったし。知的障害ってどんな障害なのか知らない人が多いと思う。

見た目は普通。軽度だと勉強もできる場合もある。でも、生きていくうえで生活しずらいのは確か。仕事も難しい事もある。友達や場合によったら家族でさえ、理解してもらえない。国の補助なども受けられないかもしれない。発達障害ほど認知もされていない。
そもそも、これだけインターネットが進歩してるのに、大人の軽度知的障害について情報が少なすぎるし、療育手帳の取得の制度もおかしい。みんながみんな、18歳までに症状が出ているかわからないし、証言してくれる人がいない場合はどうしたらいいの?
結局、一歩も進まず。
療育手帳、先は長そうです。